原神の魈さまをお借りして解説してくよ。
目次
NG集
塗り込みが浅い
厚塗りだと悪目立ちしやすい。


全部同色
色トレスしていない。


立体感無視
光が当たるところ、奥まったところ


馴染ませるときの3つの流れ

- 陰影に合わせる
- 立体に合わせる
- 物体色に寄せる
① 陰影に合わせる
- 光の当たっている場所の線画が漆黒にならないように。
- 線画の方が塗りより明るくならないように
調整前

調整後

② 立体に合わせる
- 手前は太く、奥は細く。
- 丸みがあるもの、角張ったものの線画操作
- 髪の毛などの柔らかいものは下手に入り抜きしすぎない
調整前

調整後

③ 物体色に寄せる(色トレス)
- 物体色の色相、明度に寄せる。
- 塗りの色に対して線画の色は明度差20%前後が馴染みやすい。
- ここで言う明度差とは色相を含めたバリューのことである。例えば純色の赤と黄では赤は暗く黄色は明るい。
- 厳密にやる必要はないが違和感を感じた時は見直す。
調整前

調整後

最終調整
以上3点のことを踏まえてさらに馴染ませるとこんな感じの厚塗りにしあがります。

サクッとやる場合は
線画を乗算で塗りにかぶせて、さらにその上から効果かけたりレイヤーモード変更して光や影塗ってたらなんか勝手に馴染んでます。
(アニメなんかも昔は線画黒かったけど「撮影」でなじませてましたよね)
むしろ線画をどうこうするよりよっぽど味が出やすいのでは。
以上、魈さまで考えるしんたけ流線画馴染ませ法でした。
今回はこんなところで👋
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