困った時の常套手段的覚書シート。適当にさくっとラフの線画を馴染ませるとき。
① 線画レイヤーを乗算
グリザイユ手法や一枚レイヤーでの塗り手法でおすすめ。
塗り終わった後に用意してもいいし
最初のラフ線画を残しておくのも手。
線画レイヤーを一番上に持ってきて、レイヤーモードを[乗算]に変更。
適宜、レイヤーの不透明度を調整、または[編集]メニュー→[色調補正]で明度彩度色相を調整する。
ちなみに低彩度な赤茶色にすることが多い。
② 線画をぼかす
既存の線画レイヤーの上から別にもう一枚、高彩度な色味に変更した線画レイヤーを用意。
[フィルター]メニュー→[ぼかし]でほんのりぼやかし、レイヤーモードをお好みに合わせてオーバーレイなどにすると線画と塗りの間がグラデーション的になるのでなじみやすく、情報量も増やせる。
③ 塗りレイヤーを利用する
線画レイヤーを非表示、塗りレイヤーのみ表示状態にして統合する。
クリスタ [レイヤー]メニュー→[表示レイヤーのコピーを結合]を選択
（フォトショはcrl＋alt＋shift＋Eでできるよ）
こうすると線画なしの塗りのみのレイヤーが一枚出来上がる。
選択範囲でバケツ塗りしている場合線画部分が塗れていないこともあるかもしれない。
そのときは塗りのみのレイヤーを[フィルター]メニュー→[ぼかし]でぼかし、何回かレイヤーを複製して統合すると線画部分の隙間が埋まる。
1でできた塗りレイヤーを線画レイヤーにクリッピングマスク（crl＋alt＋G）。
塗りレイヤーのレイヤーモードを変更してなじむものに指定。おすすめは[ハードライト][オーバーレイ]あたり。
お好みに合わせて適宜色調補正も併用。
④ 線画だけ選択範囲
グリザイユ手法や一枚レイヤーでの塗り手法でおすすめ。
新しく用意してもいいし
最初のラフ線画を残しておいても🙆♀️
[レイヤーパネル]→線画レイヤーのレイヤーサムネイルをcrlを押しながらクリック。
こうすると線画のみ選択状態になる。
線画部分を選択されている状態で、[編集]メニュー→[色調補正]で塗りレイヤーの色調補正をする。
まとめ
以上がラフを適当にそれっぽく見せるときの線画馴染ませ手段でした。
なんかもっとやりようはありそう🤔
で、次が本塗りするときの馴染ませ手段( ◜ω◝ )
こちら↓↓↓
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